ナースてっぷ

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採血の極意⁉️ナースの採血あるあると失敗しないちょっとしたコツ

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ナースにとって採血は避けて通れない物  それは採血

 

なんか最近、採血がぜんぜん入らないんだよね~

 

失敗続きで採血するのがイヤになってくる時ってありませんか⁇

 

 

私もそういったスランプ?におちいる事がよくあります。

ナースならみんな通る道だよねー

私が実践しているちょっとしたコツをご紹介

 

 

みんなの採血あるある

採血ナースの心が折れる瞬間

失敗しないでね

一回でしてね

いつもは一回で終わるんやけど

今日はいままでで1番痛いわ

あんたらプロやろ⁇

 

こんな言葉を一度はかけられた事はありませんか⁇

こう言われると力がはいってしまったり、緊張してよけいに失敗しやすくなっちゃいますよね

気持ちの切り替えが大事

そんなことはよくわかっていると思うのですが...

みんながするあるあるで言えば

・とりあえず失敗しても毅然とふるまう

・気持ち切り替えようとするけど、脇汗がすごい

・だいたいみんなが口にする言葉

入るとおもったんやけどねぇ

ここに血管あるのに入らないねぇ

やっぱろこっちの血管のがよかったかなぁ

などと言ってみる

 

ちゃんとした対処法は(みんなしてると思うけど)

・反対の腕を確認してみる

・手を温める

・少しきつめに駆血する

・普段はどこらへんで採血しているが聞いてみる

 

でも、採れない時はとれないのです。早めに違う人にかわってもらって

気持ちを入れなおしましょう。

次の人へ気持ちを引きずってしまうこともよくあります

 

採血のちょっとしたコツとは?

 

 皮膚の種類別対策

 私のめちゃくちゃ苦手な皮膚さんは

 1位 筋肉質さん

 2位 皮膚やわらかいさん

 3位 シワシワさん

 

1位 筋肉質さんへの対処法

筋肉質さんは皮膚に張りがすごいので触っても血管の弾力を感じにくいです。深さや細さも確認しずらいので慎重に針をすすめる必要があります。

またあまりにも血管がわかりにくい場合は少し肘を曲げてみると血管を見つけやすくなります。

また腕を回内、回外してみると正中で血管を見つけることができることがありますので

確認してみてください

 

2位 皮膚やわらかいさんへの対処法

皮膚がやわらかすぎると血管の位置がわかりやすく一見採血しやすそうなのですが、血管が動くのです、そこにじっとしてくれていないのです。

なので絶対いける~と思ってやったのに・・・ということになってしまいます。

対処法としては、できればあいているスタッフに皮膚をひっぱって固定してもらうと採血しやすくなると思います

 

3位 シワシワさんへの対処法

これは2位のやわらかすぎさんと同じで皮膚をひっぱってもらって固定することで採血しやすくなることがあります。

だいたい高齢の方が多いと思いますし皮膚が弱い可能性が高いのであまり強く引っ張るのはおすすめしません。

また血液サラサラ系の薬を飲んでると採血後に血管から漏れ出し出血斑になってしまうのでしっかり押さえてもらうようにしなければなりません。しかしテープなどで固定してしまうとその刺激で出血斑ができたり、皮膚がやぶれてしまう原因になってしまうのでかなり気を使います。その点で苦手と言えます。

 

 

 

採血をされる患者様へ

 できればこの記事を読んでくれている患者様達にお願いしたいのは、プレッシャーをかけるような言葉をナースにかけないでいただきたいです。ナースもプロの前に人間です。だれしもプレッシャーを感じれば失敗をしてしまうことがあるからです。

 

決して失敗しようとしているのではない事

私達だって一回で終わらせあげたいと思っている事

それはわかったいただきたいです

 

でもやはりプロですから失敗はなるべくしないよう努力しています。

患者様には悪いですが、失敗から多くの経験を得ています。

本当にありがとうございます。

 

まとめ

採血は言葉でらなかなか伝わらない、経験によってしか分からない事がほとんどです。

この記事を読んで実践してみて、先輩から言われたことや自分なりにやってみてうまくいった方法をまとめてみるとスランプにおちいった時に振り返る事ができ不安解消につながることがあると思います。

採血、されど採血。なかなか悩みはつきませんが、一緒にがんばっていきましょう

 

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